

2025年3月1日(土)・2日(日)の2日間にわたり、「さくとフェスタ2025」を開催します。
開館前から現在に至るまでの「さくと」を振り返り、今後どのように図書館を育てていくかを皆さんと一緒に考える場となればと思っています。
当日は、さくとの建築家やデザイナー、アドバイザー、情報環境設計者など、多彩なメンバーが全国各地から集結します。設計者による見学ツアーやトークセッションだけでなく「みんなでつくるいきもの図鑑」ワークショップなど、さまざまなプログラムをご用意しています。「さくと」が町民のみなさんに活用されはじめた風景を共有しながら、新しい図書館の可能性を探っていきます。
町民の方々はもちろん、町外の方々も大歓迎です。お誘いあわせのうえ、是非ご参加ください。皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
3月1日(土)
13:00 – 14:00| 設計者によるツアー1
さくとの建築設計者である森下大右氏、石橋慶久氏、長柄芳紀氏による、建築設計に特化した見学ツアーを行います。建築設計者向けの内容となり専門的なお話が中心になりますが、どなたでもご参加いただけます。
14:00 – 15:00|情報環境設計トークセッション
(登壇:原田祐馬氏(UMA / design farm)、白井瞭氏(リ・パブリック)、青木美珠(さくと館長)、司会:大道剛(さくと地域PM))
さくとのサインやロゴを担当したデザイナー・原田氏と、情報環境の設計に携わった白井氏をお迎えします。さくとにおける情報環境やデザインコンセプトをふり返りながら、現在の活用状況や未来の展望について語り合うトークセッションです。
15:00 – 16:00|設計者によるツアー2
建築設計ツアー1と同様の内容です。
16:00 – 17:00|建築設計トークセッション
(登壇:赤松佳珠子氏(シーラカンスアンドアソシエイツ)、岡本真氏(arg)、建築設計JVチーム、司会:大道剛(さくと地域PM))
建築設計アドバイザーである赤松氏と岡本氏、そして建築設計JVチーム(森下氏、石橋氏、長柄氏)によるトークセッションです。図書館建築プロポーザルの背景や、少し踏み込んだ設計のポイント、さらに未来の図書館像を考えるきっかけになるようなお話を展開します。
3月2日(日)
10:00 – 12:00|「みんなでつくるいきもの図鑑」ワークショップ
佐川町に息づく植物やいきものをみんなで探索し、デジタルいきもの図鑑を作成するワークショップです。第1回はさくとの中庭や外構に植えられた植物・いきものを撮影し、アプリを使って種類を特定していきます。さくとのランドスケープデザインを担当した 株式会社oriori や情報環境設計を担当したリ・パブリックも一緒に参加します。子どもから大人まで、参加大歓迎です。
*申込多数の場合は佐川町に在住、在勤の方々を優先させていただく場合があります。あらかじめご了承ください。
14:00 – 15:30|図書館情報環境レクチャー&トーク
レクチャー:「さくと情報環境の使い方」
(登壇:牛島清豪氏(株式会社ローカルメディアラボ)、株式会社ブレインテック、間嶋沙知氏(majima DESIGN)、司会:大道剛(さくと地域PM))
さくとの本の探し方やOPAC(図書検索システム)、ウェブサイトデジタル資源カードの活用の仕方など、さくとの使い方のレクチャーを行います。さくとのウェブサイトを手がけた牛島氏と図書館システムを担当した株式会社ブレインテック、デジタル資源カードの開発者である間嶋氏の視点から便利で楽しいさくとの情報環境をご紹介します。
トーク「さくとのデジタルアーカイブどう使おう?」
(登壇:福島幸宏氏(慶應大学文学部准教授、東京大学大学院情報学環客員准教授)、大橋正司氏(サイフォン合同会社)、牛島清豪氏(株式会社ローカルメディアラボ)、司会:大道剛(さくと地域PM))
近年、博物館や美術館だけでなく、自治体でも地域の歴史・文化などをデジタル技術でアーカイブ化し、共有する取り組みが進んでいます。佐川町でも「佐川町デジタルアーカイブ」が公開され、さまざまな可能性が広がっています。今回はさくとの情報環境アドバイザーである福島氏と大橋氏をお招きし、地域資源を活用したデジタルアーカイブの魅力や今後の展望について、具体的な事例やアイデアを交えながら語り合います。
◉ ツアー・トーク・ワークショップへのお申し込み
トークやツアーは自由参加となりますが、人数把握のためお申し込みいただければと思います。また、ワークショップにつきましては申込みをお願いたします。