さくとフェスタ2025 | 1日目のレポート
2025年03月08日 活動レポート

2025年3月1日(土)・2日(日)の2日間にわたり、「さくとフェスタ2025」 を開催しました!町内の皆さんはもちろん、町外や県外からも多くの方にご参加いただき、にぎやかなイベントとなりました。

設計者と巡る「さくと」見学ツアー

佐川町立図書館さくと の建築設計を手がけた 森下大右さん、石橋慶久さん、長柄芳紀さん による解説付き見学ツアーを開催しました。エントランスに掲示された5つのコンセプトからスタートし、館内や外構の見どころをグループに分かれて巡りました。建築設計関係者の参加も多く、皆さん興味津々の様子で、設計の工夫やこだわりに耳を傾けていました。

さくとのこれからを考える2つのトークセッション

「さくとがどのように生まれ、これからどう育っていくのか」 をテーマに、2つのトークセッションを行いました。

① 情報環境設計トークセッション

1つ目のトークは、リ・パブリックの白井瞭さん と UMA / design farm の原田祐馬さん を迎え、さくとの情報環境について考えました。白井さんからは、「学び合い」を支える情報環境の設計について、構想から実装までのプロセスを解説していただきました。原田さんからは、さくとのロゴマークやサインのデザインにあたり、佐川の町を歩いて色を採集 したエピソードを紹介。デザインの背景にあるストーリーを知ることで、図書館の空間がより身近に感じられる時間となりました。

② 建築設計トークセッション

2つ目のトークは、建築設計チーム(森下さん、石橋さん、長柄さん)とアドバイザーの赤松佳珠子さん(シーラカンスアンドアソシエイツ)、岡本真さん(arg)をむかえて行いました。さくとの建築設計プロポーザルの審査委員長を務めた赤松さんを交えて、若手チームを選定した背景やそれぞれの思いなど、ここでしか聞けない踏み込んだお話がうかがえました。「さくとがどのように地域で育ち、どんな未来を描いていくのか」 について、参加者の皆さんと共に考える貴重な機会となりました。また、さくとは地域の人々だけでなく、多くの人々の想いによって支えられていることを改めて実感する場となりました。

イベントは2日目に続きます。