水野龍とブラジルコーヒー
2025年03月16日 活動レポート

2025年3月8日、第2回「地域発表会」として、「ブラジル移民の父」とも称される佐川町出身の水野龍について学ぶ会を開催しました。語り手は、佐川町在住の森口公二さん。水野龍が明治期にブラジルへの移民を斡旋していたこと、また、ブラジルのコーヒーを日本に紹介する役割を果たした人物であることなど、多くの功績が紹介されました。

彼が東京・銀座に開いた「カフェーパウリスタ」は、“銀ブラ”の語源になったともいわれています。カフェーパウリスタには当時の文化人が集まったそう。会の中では、当時人々に親しまれたであろうブラジルコーヒーの試飲もあり、参加者は味わいを楽しみながら、物語に耳を傾けました。

地域と世界をつなぐ先人の足跡をたどる、深い学びと発見のあるひとときとなりました。