デジタルアーカイブでものづくり
2025年10月15日 アーカイブ

佐川町立図書館さくとの開館にあわせて公開された「佐川町デジタルアーカイブ」では、町に残る歴史資料や貴重な画像を、誰でもデジタルで閲覧・活用できるようになっています。画像の一部は、ガイドラインに従うことで二次利用も可能です。

今回、「さかわ発明ラボ」で、デジタルアーカイブの画像を活用したファッションアイテムづくりに挑戦しました。

使用したのは、牧野富太郎博士による植物図「シャクナゲ」「アハギク(アブラギク)」。どちらも「CC BY-SA」のライセンスがついており、著作者を表示すれば改変や二次利用が可能です。また、改変後の作品にも同じライセンスを適用する必要があります。

「シャクナゲ」は色や学名を加えたデザインを作成し、UVプリンタで透明なスマホケースにプリント。「アハギク」はスカートに印刷し、おしゃれなアイテムに仕上がりました。さらに、幕末期の「慶応三年佐川郭内図」をデザインしたTシャツと組み合わせると、“さかわ愛”あふれるコーディネートの完成です。

このほかにも、キーホルダーや包装紙など、デジタルアーカイブの素材を使ったものづくりの楽しみ方はさまざま。みなさんもぜひ、デジタルアーカイブを活用し、発明ラボの機材を使って、オリジナルの「さかわグッズ」づくりにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。